珍しいこともあるもんだ。
電話
ぐっすり寝すぎてもう夕方。
そう、俺ってば2度寝3度寝して20時間近く寝ちまったさ。
まぁ、疲れてたって事で。
言っとくが俺の脳味噌はこのくらいじゃぁ腐りましぇん!!
目覚めてすぐお腹の虫さんが盛大に自己主張してくださったので、ルームサービスをとって、ようやく一息ついた頃。
めずらしいことに、俺の携帯が鳴った。
依頼はメールのみだから、俺の携帯電話が鳴るなんてことは少ない。
「はいはーいっと・・・・・もしもし?」
とりあえず出ます。イラズラだったらぶっ飛ばす。
ちょっとばかし不穏なことを考えながら電話に出る。
「やぁ◆元気かい?」
「・・・・・・・・・・・・ヒソカ?」
「そうだよ♥」
「どうした?何か用か?」
「あぁ、携帯できたから取りにおいで」
・・・・・・・・・・・へ?
「ちょっ、・・・え?だってまだ3ヶ月たってねぇぞ?」
たしかに少なくとも3ヶ月かかると、そう言っただろお前!
「うん、なんかヒマだったらしくてね♣できちゃったからって♠」
・・・・・・・・・・・・・そうかよ。
がくりと脱力する。
相手はかなり気分屋な訳か。うん、俺もう何も言わないよ。
「わぁ〜った(わかった)。明日行く。どこにいんだ?」
「天空闘技場だよ♥」
・・・・・・・・・どっかで聞いたことあんな。
「なんだっけソレ」
「格闘家たちが競って戦いあう場所だよ◆勝ち抜いていくごとに上の階にいけるんだ♥」
「あぁ!思い出した!フロアマスターとか目指しちゃうやつだろ?!」
「そうそう♣」
「へぇ、じゃぁ距離的に明日中にはつくぜ?」
「どうせだったらも出たら?いい運動になるよ?お金も貰えるし◆」
「そうだなぁ。やめたくなったら辞めていいんだろ?」
「そうだね」
「じゃぁそんときの気分次第でやるかも」
「う〜ん♥曖昧な返事だネェ♠まぁ待ってるよ♣1階の喫茶店で。2時ぐらいだろ?」
「そうだな、だいたいそれくらいに着くと思う」
「じゃぁまた明日」
「おう」
プツッ
・・・・・びっくりしただよ。(なまり?)
にしても、携帯できたのか。
そう思うとじわじわとうきうきしてくる。どんな仕上がりになったのか楽しみだ。
あ、金も用意しないとな。5百あれば足りっかな?
ま、足りなかったらまた下ろせばいいか。
そのあと、金を下ろして、飯食って寝た!(良く寝るな)
明日はヒソカに会いに行きます。
20051228