まじ容赦ネェぞ。
応用編
「じゃ、まずは応用だね」
「う?」
「まず”凝”目にオーラを集めてオーラを見るんだよ。戦いには不可欠。まぁ常に出来てるのが一番いいかな?」
「・・・・さよですか」
「そう。じゃぁ集中して目にオーラを集めて」
「・・・・っ」
なんとか集めてみるけど、結構つらい。
気を抜くと直ぐに分散してしまいそうだ。
「・・・・見えるでしょ?」
と、イルミが人差し指を立てたのでそっちに目をやると・・・
「・・・・矢印?」
「どっち向いてる?」
「こっち」
と右斜めしたを刺す。
・・・・視力検査か?
「よく出来ました。やり方は覚えたでしょ?後はそのうち慣れて」
「・・・わかった」
「もしかしたら母さんあたりがイキナリ攻撃してくるかもしれないから、はやく常に出来るようになってね。俺助けないから」
「酷っ!」
「これも修行だよ」
と、有無を言わせないイルミ。
「じゃぁ次は・・・」
と、こんな具合に一日で、「凝」「隠」「周」を覚えさせられて、俺はもうくたくただ。
特に隠が出来なくて、てこずった。
「うん。よく頑張ったね」
と、イルミが俺の頭をぽんぽんと撫でる。
「おうよ〜頑張った俺!偉い俺!!」
「偉い偉い」
「あ〜疲れた!!」
とイルミの許可も得ずにごろりとベットに転がる。
あ〜気持ちいい〜。
「」
「ん、ちょっとだけ〜」
「や、そうじゃなくて」
「へ?」
俺はてっきりごろ寝に入ったのを咎められたのだと思っていたので、そうじゃない、というイルミの発言に驚いた。
「そういうカッコもヒソカの前じゃだめだよ?」
乱れた着物でベットに横たわるにイルミが釘をさす。
「ぅ?・・・うん」
は良くわかっていないが頷いた。
「、夕ご飯どうする?」
イルミが外の様子を見て言う。もう星が輝いてる。
「ぅあー俺パス。眠すぎる・・・・」
「わかった。じゃぁもう寝なよ」
「そうする」
そういったにイルミは布団をかけてやり、頬を撫でてやった。
それが気持ちよかったのか、1分とせずに寝てしまったに小さくオヤスミをいってイルミは夕食へ向かった。
その後、夕食の席でイルミがキキョウからブーイングを受け、カルトから複雑な視線を投げかけられたことをは知らない。
20051030