結構トントン拍子に来て、もう200階です。
200階闘士
50階で勝つと、150階へいけと言われ、150階では200階へ行けと言われ、
なんと、今俺は200回でのバトル申し込みまで終えてしまった。
なんか運が良くどの階でも強いのに当たらなかったんだよな。
まぁ、早くゴンたちをビックリさせたいからいいけど。
俺が200階に行くために戦っていたとき、ちょうどヒソカがなんたらっていうロン毛の兄さんと戦ってたから、たぶん、俺がここに来てることはバレてないと思う。
バレてたら俺のドッキリ計画がおじゃんだ。
TV中継みないなのされてるって知ったの最近だし。(遅)
「それでは、こちらの書類にも書き込みしていただきます」
200階受付のお姉さんが出したのは対戦日の紙だった。
ぶっちゃけ俺は戦いに来た訳じゃない。
何しに来たか?
そんなん「ドッキリのため」でしょう!!
あとは念能力の開発と実験。
ここではジャッジがなるべく死なないように配慮してくれる見たいだから、作ったらためそうと思ってる。
なかなか人相手に技繰り出せる機会なんてないからな。
「・・・・・戦いたくなったらってのはダメですか?」
「・・・・そうですねぇ」
お姉さんはちょっと困ってから続けた。
「とりあえず、90日後の日にちを書くのはいかがでしょう?あとからでも変更は出来ますので」
あぁ、そうか。
「じゃ、そうします。・・・・・・・・・・・ハイ、できました」
「たしかにお受け取り致しました」
「アドバイス有難う御座いました」
「いえ・・・」
部屋の鍵をもらって、じゃぁといって俺は自分の部屋へ向かった。
・・・・・・・いや、向かおうとした。
後ろから3人程ついてきているのに気づいて足を止めた。
じわじわと嫌なオーラを感じたので、殺気を込めてオーラを膨れ上がらせる。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・何です?」
振り向くとやはり3人。
「・・・・・・・はじめまして、新人さん。僕らも200階の闘士なんだ、だから新人に挨拶にね」
と、能面みたいなのが言った。薄笑いを浮かべている。
「どうだい?僕らと戦わないかい?」
「・・・もうちょっとしてからなら。用事がありますので」
「そっか・・・残念。戦う気になったら言ってね。僕達大抵ヒマしてるからさ」
「・・・・どうも」
なーんかヤな感じだ。
能面と、ガスマスクな杖持った変なのと、車椅子のツンツン。
まぁ、総合して変なの3人。
・・・・・なんなんだ?
まぁ、そんなに強そうな感じは受けないから、技が出来たら実験台にしよう。
「俺、もう寝たいんで」
「あぁ、ごめんね、引き止めちゃって。僕はサダソ名前教えてくれない?」
俺が帰ろうとすると、能面・・・・じゃなくて、サダソさん(一応さん付け)が言った。
結構礼儀は正し・・・・・・いのか?
「・・・です。それじゃ」
そういって俺は踵を返した。
もう夜も遅い。俺は眠いんだから邪魔すんじゃネェよ。
俺は襲ってきた眠気にイライラを促進させられて、ヤケ気味に歩を進めた。
なんだか後ろで3人がごしょごしょ始めたけど、どうでもいい。
明日はゴンを驚かしに行こう。
20060102